クリニックBLOG

2019.02.20更新

2月11日に東京都内でスギ花粉の飛散開始が確認され、先日の気温上昇に伴い本格化しております。

日本気象協会によると、関東において今年の花粉の飛散量は昨年と比較し110%増とやや多い予測となっております。また、スギ花粉のピークは3月上旬から4月上旬、ヒノキ花粉は4月上旬から中旬との予測です。

天気が良く、暖かく、風の強い日は花粉の大量飛散に注意が必要となります。 

当院では花粉症治療薬で問題となる眠気の副作用が少なく、効果も期待できる治療薬を院内処方で取り揃えております。仕事や運転中の眠気の副作用でお困りの患者様はご相談下さい。

また、過去に花粉症と診断されていない、もしくは今年から鼻水・くしゃみ、目のかゆみ等の症状が出始めた患者様には一度アレルギー検査をおすすめいたします(随時実施しております)。

2019.02.01更新

インフルエンザの流行が全国で本格的となり、この1週間で受診された患者数は200万人を超えたと推計され、過去最多となっております。

インフルエンザは、同居の御家族や職場で1人が発症すると感染が拡がる可能性があります。その際に、抗インフルエンザウイルス薬であるタミフルやイナビルを接触後48時間以内に服用(吸入)する事によりインフルエンザ発症のリスクを下げることができます。ただし、予防投与には保険は適応されず、自費診療となります。

当院では、院内処方でタミフルやイナビルによるインフルエンザ治療薬の予防投与を行っております。予防効果や服用方法などの詳細は以下をご参照下さい。また予防投与の費用に関しては来院前にお電話にてお問い合わせ下さい。

 

≪予防効果≫

タミフルによる予防投与にて発症率は1.3%まで下がるとされます。またイナビルによる予防投与にて、成人および10歳以上の小児では約4%、10歳未満の小児では約10%まで発症率は下がるとされます。

 

≪用法・用量≫

タミフルは成人および体重 37.5kg以上の小児が対象となり、1回1カプセル(75mg)を1日1回、10日間内服します。(予防効果は内服中の10日間)

イナビルは成人および10歳以上の小児では、40mg(2容器)を単回吸入もしくは20mg(1容器)を1日1回、2日間連続吸入を行います。10歳未満の小児では、20mg(1容器)を単回吸入します。(予防効果は内服開始後10日間)

 

≪副作用≫

タミフル、イナビルともに胃腸障害(下痢、腹痛、悪心、嘔吐)、肝機能障害、じんま疹などの副作用が報告されております。また、イナビルは重大な副作用として気管支攣縮が現れることがあり、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)など呼吸器に病気をお持ちの方は慎重に使用する必要があります。

村島医院 診療時間 9:00~12:30/15:00~19:00 TEL:03-3311-6366
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